第17巻3911番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3911番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3911番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | 橙橘初咲霍<公>鳥飜嚶 對此時候タ不暢志 因作三首短歌以散欝結之緒耳 |
原文 | 安之比奇能 山邊尓乎礼婆 保登等藝須 木際多知久吉 奈可奴日波奈之 |
訓読 | あしひきの山辺に居れば霍公鳥木の間立ち潜き鳴かぬ日はなし |
かな | あしひきの やまへにをれば ほととぎす このまたちくき なかぬひはなし |
英語(ローマ字) | ASHIHIKINO YAMAHENIWOREBA HOTOTOGISU KONOMATACHIKUKI NAKANUHIHANASHI |
訳 | 山の近くに暮らしていると、オトトギスが木々の間をくぐり抜けて泣かない日はありません。 |
左注 | (右四月三日内舎人大伴宿祢家持従久邇京報送弟書持) |
校異 | <> 公 [細][温] / 歌 [西] 謌 |
用語 | 天平13年4月3日、年紀、作者:大伴家持、枕詞、動物、贈答、大伴書持、恭仁京、京都 |